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インナードライ肌にヒルドイドを使うのはどうなの?

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この記事をお読みの皆さま、「ヒルドイド」という言葉をご存じでしょうか。
近年さまざまな媒体で紹介されたりしていますが、そもそもヒルドイドがどのようなものか、インナードライ肌のような肌質に使用して問題ないかまではご存じではない方も多いと思います。
そこで今回は「インナードライ肌」「ヒルドイド」についてお話していきたいと思います!

ヒルドイドはもともと医薬品

ヒルドイドとはマルホ株式会社が製造販売している医療用皮膚保湿剤です。
皮膚を保湿する以外にも抗炎症血行促進剤、血行促進の効果もあり、主にアトピー性皮膚炎の方や市販の化粧品を使用してしまうと荒れてしまうといったアレルギーを持った人に処方されるのが主流となっています。
そんなヒルドイドが実は近年美容業界で注目されており、インナードライ肌の人も対策を探していた時に目についたことがあると思います。
では、なぜヒルドイドがここまで注目されるようになったのか、ご説明いたします。

インナードライ肌でもヒルドイドが注目されている理由って?

ヒルドイドが注目されるようになった理由としては段階を踏んで2点あります。

ファッション・美容雑誌やSNSで「美容アイテム」として紹介されている

まず一点目がファッション・美容雑誌やSNSなどの媒体でモデルやライターの人々によってヒルドイドが美容アイテムとして紹介さるようになったことです。
近年特に美容が注目されるようになり、普段異なる用途で使われているアイテムが美容アイテムや対策として紹介されており、ヒルドイドもまた「美容アイテム」として紹介する媒体が増加しています。
さらにヒルドイドを影響力のある芸能人、モデル、美容形成外科医などがブログやSNSなど拡散されやすい媒体で紹介されるようになったことでヒルドイド=美容アイテムという認識が広まりました。

美容目的でヒルドイドを処方してもらうことを勧める記事が増加している

二点目は美容目的でヒルドイドを処方してもらう、もしくはこうすれば処方してもらえるといった記事が増加していることです。
特に乾燥肌や、インナードライ肌の人向けに勧めている記事で紹介されていることが多いため、皮膚科に行けば手軽にヒルドイドを処方してもらい、お肌の悩みが解決できるという認識になっているのです。

以上がヒルドイドが美容アイテムとして注目されるようになった理由です。
次にインナードライ肌がヒルドイドを対策として使うのがありかをお話していきます。

インナードライ肌はヒルドイドを使うのはあり?

インナードライ肌の対策としてヒルドイドを使うのは基本的に「控えた方が良い」です。
理由は主に下記2点です。

ヒルドイドには美容成分は入っていない

まず一点目はヒルドイドには美容成分が配合されていない点です。
ヒルドイドの有効成分であるヘパリン類似物質は抗炎症作用や血流増加作用、抗凝固作用があるとされています。
しかし肌のきめを整える、毛穴を小さくする、アンチエイジングになるなどの美容効果はありません。
保湿性であればヒアルロン酸やセラミドなど他の優秀な保湿成分で十分代用は効きますし、一緒に配合されている界面活性剤で角層バリアを破壊して、表皮深部までヘパリン類似物質を浸透させるとなると、長期間使用すると逆にインナードライ肌を悪化させかねません。

美容目的で使うことで本来必要な人が手に取れなくなる可能性がある

次は美容目的で使う人によって本来必要なアトピー性皮膚炎などの皮膚病の人が手に取れなくなる可能性がある点です。
ヒルドイドを使わなくてもいいお肌の人が美容目的で処方してもらうことが増加し続けることで、現在健康保険組合連合会が一律に健康保険が適応せず、全額で医療費を払わなければならないようにしようと動き始めていることをご存知でしょうか。
するとアトピー性皮膚炎などで肌に強い乾燥がある患者さんなど、ヒルドイドを手放せない人も全額自費で支払わなければならない状況となり、本来治療として使用している人たちまでも負担が増えてしまいます。
なので美容目的でヒルドイドを処方してもらうことは、本来治療薬として必要としている人の妨害をしていると変わらないのです。

以上2点からインナードライ肌がヒルドイドを使うことを控えて頂きたい理由です。
ではヒルドイドでなければどうすればいいのか、その対策法を次にお話していきます。

ヒルドイドの代わりとなるインナードライ肌対策になるものとは

ヒルドイドの代わりになるインナードライ肌対策とは、下記2点です。

ワセリンを取り入れた保湿対策をする

まずはワセリンを取り入れた保湿対策をすることです。
ワセリンは天然の石油から精製されたもので、アトピーの保湿剤としても使われています。
使用するワセリンは純度の高いサンホワイト白ワセリンを使用するとより効果があります。
しかしワセリンは皮膚の保湿剤というより「皮膚の保護剤」といった役割を果たすものなので、ワセリンだけでは保湿対策はできません。
保湿対策をするときは化粧水や保湿剤などを塗ってからワセリンを塗るといったイメージで使うようにしましょう。

今一度お肌状態を見直すこと

二つ目は今一度お肌状態を見直すことです。
ヒルドイドにかかわらず新しい化粧品や対策を取り入れる前に改めてお肌の状態を見直す機会を設けることは非常に大切です。
まずどのような異常が出ているか、異常に対してどのような対策を練ればいいのかを見るクセを付けることで、より効果のある対策方法を見つけることができるようになりましょう。

まとめ

それでは、今回の記事のまとめです。

  • 〇ヒルドイドとはもともとは「医療用皮膚保湿剤」である
  • 〇ファッション・美容雑誌やSNS、芸能人やモデルなどが「美容アイテム」として紹介し、どう処方してもらえばいいかといった記事の増加によって美容アイテムとしての使用が流行している
  • 〇ヒルドイドには美容成分が配合されておらず、美容目的で使うことで皮膚病やアトピーなど治療薬として使っている人が手に取れなくなる危険性があるため、使用は控えた方がいい
  • 〇ヒルドイドの代用策には「ワセリンを取り入れた保湿対策をする」「今一度お肌状態を見直すこと」である

以上です。
ヒルドイドがどのようなもので本来必要としている人を理解することで他の対策がないかと思うことは大切なことです。
自分に合ったお肌の対策で、インナードライ肌対策をしていきましょう!

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