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インナードライ肌とターンオーバーの関係について

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ターンオーバー。よく耳にする美容用語ですよね。
「ターンオーバーを促進させる」「ターンオーバーが乱れる」など、雑誌やウェブの美容系のコーナーで見たことがあるかと思います。

ターンオーバーの乱れとインナードライ肌の関係

このターンオーバー、乱れてしまうと様々な肌トラブルにつながってきます。
中でもインナードライ肌とは重要な関係があるので、ターンオーバーの基礎知識を身につければ毎日の生活が変わってくるはずです。

ターンオーバーの仕組み

ターンオーバーとは、簡単に説明すると、「肌の新陳代謝」です。新陳代謝とは、古いものが新しいものに次々入れ替わることを言います。

肌の新陳代謝は、「細胞の入れ替わり」を意味し、古い細胞が剥がれて新しい細胞が出てくると行ったことを表しています。肌のターンオーバーは、皮膚で行われています。

私たちの皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」から構成されており、皮膚の1番上である「表皮」は、さらに「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4層でできています。

基底層で新しく生まれた基底細胞は、有棘層→顆粒層→角質層という順に形を変えながら肌の表面に押し上げられていきます。14日間かけて細胞が角質層に到達すると、細胞から角が抜け落ちて細胞が死にます。つまり、私たちの一番表面にある皮膚は、細胞が抜け落ちすでに死んでしまっている細胞なのです。

そして最後は垢(老廃物)となって自然に剥がれ落ちていきます。すると下から新しい細胞が押し上げられ、また時が来たら剥がれていくのです。この皮膚の生まれ変わりのサイクルのことを「ターンオーバー」と言います。

通常28日周期のターンオーバーにより、皮膚は入れ替わります。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーは、特に夏と冬に乱れやすくなります。

夏は紫外線量が多く、日焼けによるダメージでターンオーバーが早まってしまうことと、汗や皮脂の分泌が活発になることでターンオーバーが遅くなることが重なり、結果乱れてしまいます。

また冬は、気温や湿度が下がることで人体の体温も低下し、血行が悪くなると身体中に栄養や酸素が行き渡りにくくなりターンオーバーが乱れます。弾力や保水力に欠けた肌しか作られなくなって乾燥が進み、インナードライ肌に拍車をかけてしまいます。

また、女性は40代後半〜50代になり更年期を迎えると、ホルモンのバランスが大きく変化することでターンオーバーも乱れがちになり、ニキビやくすみ、シミといった肌トラブルで悩んでいる方も多いようです。

ターンオーバーが早まってしまう場合によるトラブル

角質は通常、垢となって自然に剥がれ落ちます。ですが、ピーリングや角質除去の洗顔料を頻繁に使用している場合、角質層を無理やり剥がしてしまうことになるので、まだ未発達の皮膚細胞が表面に現れることとなり、外部の刺激に負け、ニキビや乾燥によるインナードライを加速させることになってしまいます。

ターンオーバーが遅れる場合によるトラブル

自然に剥がれ落ちるはずの角質細胞が剥がれないまま残り、角質層が厚くなってしまうことで毛穴が塞がって古い角質や皮脂が排出されずに詰まってしまうと、シミ、シワ、くすみなどが目立つ年齢肌になってしまいます。詰まったままの角質や皮脂が酸化し、毛穴の黒ずみの原因にもなってしまいます。

ターンオーバーは、歳をとるにつれ次第に遅れて行きます。20代の時はだいたい28日で入れ替わるのですが、30代だと40日、40代になると55日と、だんだん遅くなっていきます。
また、睡眠不足などの生活リズムや食生活の乱れ、喫煙、ストレスなどによってもターンオーバーは乱れてしまいます。

ターンオーバーを整えましょう

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ターンオーバーは早くなっても遅くなっても乱れている事になります。目指すのは正常化。本来の自分のターンオーバーに戻すことが大切です。

睡眠で整える

ターンオーバーは、基本的に睡眠中に活性化します。入眠してから3〜4時間、かつ22時〜3時に脳下垂体から分泌されやすくなる成長ホルモンの作用によって新陳代謝が活発になるからです。ぐっすり熟睡し、質の良い睡眠を取れていれば、ターンオーバーを促進する効果がぐんと上がります。

食生活で整える

ターンオーバーを正常にするのに必要な栄養分を十分補給することが大切です。栄養が足りず、皮膚のセラミドがちゃんと作られない事によるバリア機能の衰えが原因で敏感肌になることがあります。

ターンオーバーを整える栄養とその栄養が多く含まれる食材
・ たんぱく質(皮膚のもとの材料)
肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆製品
・ ビタミンA(ターンオーバーを促し、皮膚を健康に整える)
レバー、人参、しそ、カボチャなど緑黄色野菜、焼き海苔
・ ビタミンC(コラーゲンの生成に関わる)
キャベツなど野菜類、キウイ、いちごなど果物類、緑茶
・ ビタミンE(血行促進し、肌に栄養分を運ぶ)
アーモンド、ピーナッツ、植物油、ウナギ、小麦胚芽、菜の花、卵
・ 亜鉛(細胞の合成を促す)
カキ、ホタテ、かに、レバー、牛肉、納豆、卵
・ ビタミンB群(粘膜や皮膚の健康を保つ)
卵、レバー、大豆製品、魚介類、乳製品、豆類、緑黄色野菜

これらの栄養素を満遍なく摂るには、毎日のバランスのとれた食事が大きな鍵となってきます。丼ものやラーメンなど、一品ガツンとしたものを食べるときはサラダをプラスするなど、栄養素の足し算をして少しずつ取り入れていきましょう。

うるおいの鍵はセラミド

インナードライは肌表面がべたついているのに内部は乾燥している状態です。

内部の乾燥には「セラミド」という体内で生成される保湿成分が大きく関わってきます。
セラミドは皮膚の角質層に存在し、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質の一つです。細胞間脂質は、水分を蓄えて肌を保湿するとともに、細胞間を隙間なく埋める事で外部からの刺激をシャットアウトしてくれるというとても有能な選手なのです。

セラミドは、ターンオーバーにより角質層で細胞から核が抜け落ちた瞬間に細胞間物質に放出されることで生成されます。
つまり、ターンオーバーが乱れてしまうと角質層の細胞が入れ替わらないので、セラミドが作られなくなってしまうのです。
また、セラミドは、ターンオーバーに伴って年齢を重ねるごとに生成量が減っていきます。基礎化粧品やサプリメントで補うとともに、生活習慣でのターンオーバーの改善にも力を入れて、美肌を目指しましょう。

おさらい

①ターンオーバーの乱れる原因

  • ・ピーリングなど、角質や皮脂を除去するケアをしすぎる
  • ・日焼け
  • ・冷えによる血行不良
  • ・睡眠不足
  • ・生活習慣の乱れ
  • ・ストレス

②ターンオーバーを正常化する方法

  • ・過度のピーリングをしない
  • ・日焼け止めなど、日焼け対策に力を入れる
  • ・湯船にしっかり浸かるなど、体を冷やさない
  • ・ターンオーバーは睡眠中に活性化するので、十分な睡眠時間を確保する
  • ・ターンオーバーに必要な栄養素を積極的に摂る
  • ・ストレス発散方法を見つける

まとめ

一度乱れてしまったターンオーバーを正常な状態に戻すことは容易なことではありません。しかし、難しく考えすぎずコツコツ積み重ねていけば、数ヶ月後、ターンオーバーを終えた肌が素晴らしい結果をもたらしてくれることでしょう。

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